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『わたしとキャラディネート。』vol.5 Sanrio Characters

キャラディネート5周年企画としてキャラディネートにまつわるコラムを定期連載。

 

『わたしとキャラディネート。』

云十年前の初秋。秋雨がしやしやと温い音をたてながら地に融けゆく頃の、代赭の思い出。
あひるのペックルをやたらと気に入り、雑貨をヘアピンに改造してもらった。
思えば人生初のキャラディネートがこれ。

時を経て今。此の頃の話。
1つちょっとした贈られ物をした。

彼のピンに似ているような、似ていないような。
まあ似ていない。だってこれはもとよりピンとして生まれてきたモノで、私があの時付けていたような稚拙な作りのものではないし。
が、キャラクターは紛うことなき遠い昔、私が「画鋲」という役目に半ば強引に幕を引かせてまでヘアピンに転生させたあの「あひるのペックル」だった。
郷愁。

偶然にもこの時、「はぴだんぶい」とのコラボ企画が進行中。
「あひるのペックル」のルチュニックも産声を上げるところであった。
もらったピンと併せるしかない。

あの日も丁度こんな頃だった。これも奇縁というものなのか。

今や週末、リネンに脚を絡ませつつ微睡む至高の時間に思いを馳せるばかり。
勿論ペックルのチュニックとピンでキャラディネートをして。
ああ、ペックルが手招きしている。
夢か現か。

キャラディネートは寛ぎの時間、夢にも彩りを添えてくれる。

さて、私は、SHIBUYA109に出かけようか。
3階でペックルは待っている。

 

次回につづく。

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